著者 オリガ・サファイア
レニングラード生まれで、母はロシア人だが、父は血統的には純粋のドイツ人。
幼少の頃から舞踏が好きで、私立の”ミクロス男爵のバレエ学校”から有名なバレエ評論家ヴォルィンスキーが校長をしていた国立舞踏技芸学校に転じ、さらに動向閉鎖の際に校長の推薦によって国立アカデミー舞踏学校に転学を許され、セミョーノフその他の名教師たちの下でセルゲーエフ、チャブキアーニと一緒に学んだ。
昭和11年来日、日本劇場の教師となり、本邦に初めて古典バレエのエグゼルシス(基本練習)を伝えるとともに、幾多のバレエ作品を紹介及び自作自演し、戦前・戦後にわたって“日劇のバレエ時代”を現出させた。
書誌情報
単行本: 187ページ
出版社: 霞ケ関出版 (1987/03)
ISBN-10: 4760301402
ISBN-13: 978-4760301409
発売日: 1987/03