本書の特色と内容
(1)石田幹之助博士の名著である『歐米に於ける支那研究』(昭和17年刊行)と『歐人の支那研究』(昭和7年刊行)を合冊し、索引を作成----古代から現代に至るまでのヨーロッパ諸国の諸言語、アラビア語、ロシア語、日本語などで記された書籍に見られる、中國學研究の基本的な文献をほとんど網羅していて、学問研究に有用な資料となっている。2422項目。
(2)充実した内容--日本・中国・米國・ヨーロッパ・ロシアなど世界各地の図書館・研究室の所蔵する中国書籍の内容を容易に理解するために、東洋学及び中国学関係の雑誌・書籍の総合索引と、著名な研究者・修道士・探検家達の人名索引を、原語のアルファベット順に記載。論文や原書のオリジナル・タイトルからも検索が可能。さらに、アンリ・コルディエの『中國書誌』(Bibliotheca Sinica)、John LUST : Western Books on China up to 1850 にアクセスが可能。
(3)あらゆる學問分野で活用できる資料--歴史學・哲學・宗教學のみならず、経済學・法律學、自然科學などの各分野で利用可能。
(4)英語、仏語、独語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、ラテン語、中國語など、諸外國語の文献にアクセスが可能--充実した索引により、諸外國語の文献中に出てくる書名・人名の検索が可能。
読者の皆様へ
『歐米・ロシア・日本における中國研究』の揃定価(全2巻、本篇796ページ)は63, 000円(税込み)。なお、この索引篇を活用して、『歐米に於ける支那研究』(昭和17年刊行)と『歐人の支那研究』(昭和7年刊行)の人名や書名を検索することも可能ですので、原本のみをお持ちの方は、この
索引篇のみのご購入をお薦め致します。